2011-12-09

DeNAの強さ

今日はクリッピングだけ。
「ソーシャルゲームと心中はしない」売上高を強調するDeNA経営の強さ【湯川】#ivs : TechWaveより。TechWaveさん有難うございます。

困難な売上目標を立ててから、事業の中身を作る

 「目標となる売上高を示すだけ。あとは優秀な社員がそれを達成してくれる」。創業者で前CEOの南場智子氏がそう語っている

南場前CEOは「5年計画を作りたい。5年で1000億円の会社にしたい」と切り出したのだそうだ。5年で1000億円ということは、逆算していけば2007年に200億円、2008年に400億円、2009年に700億円に達成しなければならない。「モバオク、ポケットアフィリエイトという2つの事業がうまくいってたときだったんですが、これだけやってたんじゃだめだ、と思いました」と守安氏は言う。

事業のタネを蒔いて、育ったものにリソース集中。あくまで目標達成のためにロジカルに進める

そこで2005年の夏に7,8件の新規事業案を考えた。それぞれに3人ほどの担当者を割り当てスタート。そのうちの1つがモバゲータウンだった。モバゲータウンの事業が急成長し始めたので、リソースをモバゲータウンに集中したのだと言う。

それを支える強い文化

普通の企業では経営トップが無理な目標を提示すれば反発があるものだが、DeNAは違ったようだ。川田氏によると「いわば集団睡眠状態にあったんです。最初は驚きがあったんだけど、すぐにみんなでがんばろう、という気になった。またみんながそういう気持ちにならなければ、この数字は出せない数字だと思う」という。

川田氏はこのDeNA Qualityが、単なる見栄えがいいだけの文章ではないという。「大赤字のときや多くの修羅場をくぐり抜けてきて、こうした考えがわれわれの体の中に染み付いているという感じです。体に悪いものを食べれば胃が拒絶反応を示すじゃないですか。そんな感じで、どういう行為が会社を危機的状況に落とし入れるのかということが、生命体の防御本能的なレベルで体に刻み込まれている。そんな文章なんです」

とにかく困難な機会に挑戦することが重要、事業分野はその次

事業に依存したビジョンにはしたくない。われわれはどんな新規事業にもオープンであるという姿勢の中で、モバオクが生まれ、モバゲーが生まれた。今はソーシャルゲームが事業の中心だが、未来永劫ソーシャルゲームの会社であり続けるつもりはない。新しいチャンスがあれば挑戦し続けたい。

感想

貪欲に売上を求め続け、強い文化を持ち、異様に左脳が強い集団だと感じました。ベンチャーの1タイプなんだろうけど、この3つが同居する会社は凄く珍しい。

2011-12-08

クックパッドの東証一部指定替え、リブセンスのマザーズ上場

こういう動きが次々出てきて、いいですね。ネット業界が元気な証。

クックパッドが東証一部指定替え

東京証券取引所は12月7日、マザーズ上場中のクックパッドを市場第1部に変更すると発表した。変更は15日付け。
 同社は2009年7月にマザーズに新規上場した。7日終値による時価総額は286億9300万円。

クックパッドが東証1部に - ITmedia ニュース
  • クックパッド:http://cookpad.com/
  • 時価総額300億円程度で指定替えはやや早いように感じた。それでもあえて指定替えしたことには意図がありそう
  • 主には北米展開にアクセルを踏んでいる一環の取り組みではないか
    • 東証一部はこれまでいた東証マザーズと比べると外国人投資家比率が高い
    • グローバルカンパニーを目指すならば、株主には日本人だけでなく、進出した国に住む人やよく知る投資家がいることが自然
  • チャレンジする姿勢が素晴らしい

リブセンスが東証マザーズに上場

新規上場2日目のリブセンス(6054・M)は大幅続伸となり、寄りあと2536円(336円高)まで上昇。昨日の一時ストップ高に続き大幅続伸となった。公開価格は990円、初値は1800円。アルバイト求人情報サイト「ジョブセンス」や不動産賃貸サイト「DOOR賃貸」などを運営。今期予想PERが9倍前後のため、割安感があることは確かだ。

asahi.com(朝日新聞社):上場2日目のリブセンスは大幅続伸、新規上場続くためムード作り - 東洋経済兜町特捜班 - ビジネス・経済
2011-12-01

飢えへの想像力

以下の記事を見てメモ。
ごめんなさい。 原子力安全神話は僕たちが形成した|森達也 リアル共同幻想論|ダイヤモンド・オンライン

  • 戦争体験世代が戦後に求めたのが経済的な豊かさであり、そのひとつがエネルギーの安定確保・エネルギー源の多様化だったんじゃないのかな。
  • 飢えの恐怖に苦しんだ戦争体験世代の決定を、今の尺度で批判してもしょうがないと思う。原発存続是非についての議論においてもよく見られるし、この記事の若者にもそれをすっとばして批判している様が垣間見られる。心情的にはもう少し寄り添ってあげるというか、彼らの当時の状況についてもう少し想像力を働かせてもよいのではと感じた。
  • 一方、豊かになった今に、その決定を惰性で続けるのも良くないので、今の世代がエネルギー政策について改めて考えて合理的に判断してゆくのが当然の責務だと思う
2011-11-28

弁護士資格をもつ首長はもっと増えて良いと思う

言いたいこと

  • 弁護士資格をもつ首長はもっと増えて良いと思う

理由1:厳しい司法試験をくぐり抜けてきており、知的・体力的に優れている

  • 司法試験の難しさは、東大に入るとかMITに入るとかいうレベルをはるかに越えている
    • 法学部に入学後、2-5年は勉強詰めでないと通らない
    • 1日10時間勉強を続けるには体力も必要!
  • 大阪府職員から「橋下(元)知事から、夜2時に普通に業務のメールが来た」と又聞きで聞いたことがある
    • そういうマイクロマネジメントが善だと主張するつもりもないが、政治の世界で夜2時に仕事のことを考えて部下にきちんとメールを出す首長っている?
    • (夜2時にメールを出す社長は結構いるよね)

理由2:弁護士の仕事柄、揉め事を対処することに慣れており、これが行政官として大いに役に立つ

  • 法治主義の自治体を運用するにあたっては、法の重要性を知り運用の重要性を知悉しないと物事をより良くすることは難しい
    • 専門化が進んでいくする社会の中で、法の数も増えていくし、状況が複雑になっていくし、難易度が高まっている
  • 揉め事の解決に慣れていると
    • 必ず法を活用するので法の重要性を知っている
    • 人間性悪説に立った、手堅い法の運用ができる
    • 強いメンタルが期待できる
      • 行政はビジネスなどと違って、原理上「誰かがやらないといけないけど、誰もがやりたがらない仕事」が多く、関わる人のモチベーションを上げ続けることの難易度が高い
      • その「誰もがやりたがらない仕事」は、"利害調整"と"自らの要求及びできることの限界"について向き合う必要があるという点で揉め事と似ており、弁護士が力を発揮しやすい

補足

現職と前の大阪府知事の対決となった大阪市長選挙は、27日、投票が行われ、大阪維新の会の新人で前知事の橋下徹氏が初めての当選を果たしました。
橋下氏は42歳。弁護士でタレント活動も行い、平成20年の大阪府知事選挙で、自民党と公明党の地方組織の支援を受けて、当時、知事としては全国最年少の38歳で初当選しました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111127/t10014236382000.html
  • 橋下元知事の当選について是非は特にない。本人の主義主張や人格関係無しに、38歳の弁護士知事や42歳の弁護士市長は使い倒し甲斐があるなぁと考えているだけ。
  • 使えない弁護士もある程度いるだろうし、政治に向いてない弁護士ももっといっぱいいると思う。今よりも増えて良いんじゃないかと考えているぐらい
2011-11-25

グラフの取り扱いには注意。mixiの訪問者数は”大幅減”してないよ

先日話題になった、ループス斎藤さんの記事にて。

言いたいこと

  • 気持ちは分かるけどそういうミスリーディングなグラフは作っちゃだめだ

f:id:mitsuki:20111125181619p:image

http://media.looops.net/saito/2011/11/21/nielsen_201110/

詳しく

  • 僕が作成者のそばにいたら、mixiの9月・10月は折れ線で繋がないように訂正するよう助言する

ぼやき

  • 書き方には工夫をしてるけどぱっと見で誤読してしまう文章だし...
  • 斎藤さんの視点はあまりぶれないし、そのビジネスマンライフも波瀾万丈ですごい人だなと思っただけに、尚更残念
2011-11-24

この世の中を良くしていく重要なドライバーは、技術と経済。この2つ

論証は特にない。僕の直観。重要なのは、技術と経済。


パブリックな領域で重要なことは技術と経済だ。政治や、権力や、思想や、宗教や、学問ではない。


なぜなら、中長期的にはエコノミクスが世の中の多くのことを決める。それを動かす底流となるものがテクノロジーの進化だ。


ミクロな視座でも同じ。技術こそが我々の世の中の課題を解決するタネだ。経済はそれを促進する。その両者を良い形で組み合わせることが最も効率的に世の中を良くする手段だ。


だから、自分が携わる仕事は、技術と経済が交差するところを選ぶと面白いと思う。


(なお、この話は適用可能な範囲は、とりあえず先進国のパブリックな領域に限る。失敗国家では通用しなさそうだ。また、パーソナルな領域で重要なことはもっと別のことだ。)

2011-11-24

NRI売却の噂

状況

  • 元ネタはFT.com
    • なぜ日本ドメスティックな企業売却なのに、日本のメディアにリークされずにFT.comで初出なのかな

背景

記事では「証券冬の時代」と締められている。