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田中慎樹メモ

ネット広告、ビジネスモデル、ベンチャー、経営、日常について

業績連動報酬の工夫

景気がまずまず良好だからでしょうか。経済メディアもリストラして利益を確保するというよりは、業績を伸ばすための仕掛け・工夫について記事を掲載する数が増えていってるように思います。

株主であることと社員であることを、もっと重ね合わせる仕組みをとるのが医療機器のニプロだ。物差しは自己資本利益率(ROE)。資本の効率性を示すこの指標が上がれば、社員の賞与も連動して増える。
 ニプロ単体のROEが3.33%なら月例給与の4カ月分が賞与。これが10%になれば8カ月分をもらえる。13年度のROEは8%。心臓外科製品が伸び、海外の開拓も進む。株価もここ2年で5割上げた。「社員のがんばりと株価が目に見えてつながるサイクルに入ってきた」のが取締役の中村秀人(56)の実感だ。

(目覚める資本)質を磨く(3)報酬に自社株導入数 275社 株主と社員目線合わせ :日本経済新聞

ROE連動で賞与を支給。なるほど。


(目覚める資本)質を磨く(3)報酬に自社株導入数 275社 株主と社員目線合わせ :日本経済新聞

ROEと賞与との連動はなぜROAではないのか。従業員視点の場合ROAの方がしっくりくる気がするけど違うのかな。[組織開発]

2015/02/06 09:29

確かに、なぜROAじゃないんだろう。

本当の理由はニプロさんにしか分からないけど、推察してみた

  • 従業員には株価コンシャスになってほしいという方針があり、ROAよりも株価連動性が高いと考えられるROEの方を採用している
  • ROAが大きく変動する施策を検討しているため、ROAを全社管理指標にしたくない
    • 例えば、M&Aが有力な選択肢である。海外進出に積極的であり海外企業を買収している。また国内の他の会社の工場を買おうとしている・または売却しようとしている

ですかね。

とはいえROEは純利連動するので特益特損の影響も大きくなるし、業績連動報酬を考えるに於いて必ずROAよりも良い指標だと言い切れなさそうです。妥協解でしょうか。