言いたいこと
- 弁護士資格をもつ首長はもっと増えて良いと思う
理由1:厳しい司法試験をくぐり抜けてきており、知的・体力的に優れている
- 司法試験の難しさは、東大に入るとかMITに入るとかいうレベルをはるかに越えている
- 法学部に入学後、2-5年は勉強詰めでないと通らない
- 1日10時間勉強を続けるには体力も必要!
- 大阪府職員から「橋下(元)知事から、夜2時に普通に業務のメールが来た」と又聞きで聞いたことがある
- そういうマイクロマネジメントが善だと主張するつもりもないが、政治の世界で夜2時に仕事のことを考えて部下にきちんとメールを出す首長っている?
- (夜2時にメールを出す社長は結構いるよね)
理由2:弁護士の仕事柄、揉め事を対処することに慣れており、これが行政官として大いに役に立つ
- 法治主義の自治体を運用するにあたっては、法の重要性を知り運用の重要性を知悉しないと物事をより良くすることは難しい
- 専門化が進んでいくする社会の中で、法の数も増えていくし、状況が複雑になっていくし、難易度が高まっている
- 揉め事の解決に慣れていると
- 必ず法を活用するので法の重要性を知っている
- 人間性悪説に立った、手堅い法の運用ができる
- 強いメンタルが期待できる
- 行政はビジネスなどと違って、原理上「誰かがやらないといけないけど、誰もがやりたがらない仕事」が多く、関わる人のモチベーションを上げ続けることの難易度が高い
- その「誰もがやりたがらない仕事」は、"利害調整"と"自らの要求及びできることの限界"について向き合う必要があるという点で揉め事と似ており、弁護士が力を発揮しやすい
補足
現職と前の大阪府知事の対決となった大阪市長選挙は、27日、投票が行われ、大阪維新の会の新人で前知事の橋下徹氏が初めての当選を果たしました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111127/t10014236382000.html
橋下氏は42歳。弁護士でタレント活動も行い、平成20年の大阪府知事選挙で、自民党と公明党の地方組織の支援を受けて、当時、知事としては全国最年少の38歳で初当選しました。
- 橋下元知事の当選について是非は特にない。本人の主義主張や人格関係無しに、38歳の弁護士知事や42歳の弁護士市長は使い倒し甲斐があるなぁと考えているだけ。
- 使えない弁護士もある程度いるだろうし、政治に向いてない弁護士ももっといっぱいいると思う。今よりも増えて良いんじゃないかと考えているぐらい