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田中慎樹メモ

ネット広告、ビジネスモデル、ベンチャー、経営、日常について

マーケティングって重要だと思います

クライアントに広告提案をする実務を粛々と行っていると、ふと、マーケターの皆さん一緒に頑張りましょうね。と思うときがあります。時々口にも出しますが、せっかくだからここでもエールを書いておこう。


もはや多くの業界では、供給>需要ですから、稀少となった需要と向き合うマーケティングがやっぱり重要だと思います。


マーケティング効果を上げつつ効率性も保つには、会社の中で発言力を持ったCMO(Chief Marketing Officer)の存在が必要です。でも、マーケティング担当のように金を使うだけの部署の人は、今の日本の多くの会社では「偉く」なれません。花形は営業や開発などの大人数を束ねる部署か、経営管理などの多くの情報を扱う部署。金を使う部署出身の人が「偉くなる」のは、自動車や電力のように自社の胸先三寸で生死が決まるような取引先を多数抱える業界の大手ぐらいのものです。(トヨタの渡辺社長は調達部門出身でした。)「偉く」なれないとマーケターはチャレンジが出来ません。マーケティングは営業などの「地上戦」と比べるとハイリスク・ハイリターンの「空中戦」なので、失敗はどうしてもでてきます。失敗の振り返りは絶対に重要ですが、失敗の説明に追われていては良い仕事に繋がるチャレンジが出来ません。ある程度責任範囲を任されるには「偉い」人にならないといけません。その意味で、力をもつCMOは必要です。


現状、マーケティング責任者が力を持つケースは、CEOやオーナーから特段の信頼を得ているといったような「天の声」がある場合が殆どではないか、と。これがもっと合理的に組織コンセンサスとして力を持つようになると良いはずです。


外部環境としては勝機を見出すきっかけとしてマーケティング分野の重要性が高まっている。でも一般の会社組織はそれに対応できているとは言い難い状態です。だからこそ、CMOというハコを立てて、魂を入れる努力を今のうちに行っておくとリターンが大きい。そう信じます。私も広告という限られた分野ながら、そのような視点でクライアントのご担当とお付き合いし支援できればと思います。