田中慎樹メモ

ネット広告、ビジネスモデル、ベンチャー、経営、日常について

メディア「東洋経済オンライン」について

東洋経済オンラインはこの1年、ひとつの「台風の目」であったと言っても過言では無いと思います。
で、以下の3つの記事を読んでの感想。


経済ニュースはエンタメになりうるし、ネットの無料文化も踏まえて、経済誌のオンライン版ではPVをとりにいくという戦術を採り、実際に成果を上げたのは素晴らしいわけです。 
一方、エンタメとガチンコの両立、というか、エンタメ成分を増すことによって、これまで築いてきた経済専門誌としてのリスペクトが下がっていくことは間違いない。(今回のおやつカンパニーの記事に対しても、そういう反応がちらちら見られます)
それに対してどう手当てするのか、またはあえて手当てしないのか、その舵取りこそがウェブ時代において経済誌が直面する課題の本丸だったはずで、それを佐々木さんがどう対応して実現するのか見たかったな、という感想を持ちました。