ビジネススタッフとして参画するならスポイルする方法が思いつきます。
シナリオ
要は、目線を高く持たず、「今、できる普通のこと」をすること。むしろ短期〜中期スパンで流行させること。
- 芸能人やスポーツ選手などの有名人に使って貰う
- 広告宣伝や広報を仕掛け、多くの人にフォローを促す
- 人気のTwitなども出てくるのでポータルや検索エンジンも無視できないようになる
- その結果、ユニークユーザー激増
- その数字を元に広告営業を仕掛け、広告展開しまくる
- バナー、企業のキャンペーン用アカウント、記事広告など
- 収益化を重要課題に置く →黒字化を達成したらそれを死守する
- 「クロスメディア」に飢えている広告会社と組み、マスメディアと連動
- ”メジャー化”感を出す
- スパムが出てきても、流行ってるサービスの華と考え絶賛放置。
- とにかくもっと多くの芸能人やスポーツ選手などに使って貰う
- いつのまにかサービスは一般ユーザーのコミュニケーション用途ではなくなる
- 代わりに「Twitter=有名人の情報を受け取って反応するための場である」という扱いとなる
- こんなものを作りたかった訳じゃないのに...と首をかしげるサービス開発者を説得
- ウェブサービスがユーザーに磨かれてメジャー化していくには必須の道なんだよとかなんだか言う
- 他社により、有名人の発信する情報を受け取るツールが別途開発される
- 勢いの衰えが見られ始める
- 投資家から送り込まれた社長が、サービス開発者にこの場を活かしたサービスまたはビジネスを新たに構想するようにと命令
上記のようなメジャー化だと、引き替えにTwitterが持つかなりの可能性が消えて無くなるでしょう。今のTwitterの良さの多くが消え、代わりにメジャーな何かが残って、果たしてその「何か」は5年後、単体で存在し得えるのかどうか。
ただし、単体で存在し得なくなるかもしれないというプレッシャーを糧に、新たなサービスやビジネスが生まれ得るかもしれません。それが、この業界の面白いところです。でも、そのサービスが生まれなかったら、Twitterは本当に潰れるでしょう。
メイキング
ツール・ド・フランスで7連覇したランス・アームストロングのTwitが見られるhttp://twitter.com/lancearmstrongが本当に面白いなあと。レース数十分後に本人のTwitが見られるなんて、ロードレース好きにはたまりません。で、本人のTwitを待っている間に上記のような想像が膨らみました。
USでサービスを作っているTwitterチームの目線は低くないようなので、引き続き個人的に注目しています。