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田中慎樹メモ

ネット広告、ビジネスモデル、ベンチャー、経営、日常について

配信型のネイティブ広告、『「分散型 BuzzFeed」構想の衝撃』について

“バイラル”の次にくるもの/「分散型 BuzzFeed」構想の衝撃 | 藤村厚夫 Media Disruptionを読んで。

筆者(藤村)の発想は、編集コンテンツと同じく、広告もまた分散型(配信型)へと行きつきます。それも、ネイティブな、広告としてです。
すなわち、人気プラットフォームへコンテンツとともに、コンテンツの文脈を活かせる広告クリエイティブも配信することが、ひとつの解として浮上すると考えるのです。配信型のネイティブ広告には、そのような可能性があります。
2000年代にはすでに成熟化を遂げていたデジタルメディアのビジネスモデルが、いま動きだそうとしているのです。

藤村さんがスマートニュースで取り組むことにしたネイティブ広告ネットワークに賭ける思いを、このエントリーで改めて噛みしめました。
(お目にかかったことはないんですが、数年来ネイティブ広告を追いかけ続けてたのを、ブログエントリーやTweetで知ってまして、、 →例:参照

「分散型BuzzFeed」という構想は、最適化されたシステムとコンテンツ編成チームでバイラルさせる仕掛けを作ってしまい、どんなプラットフォームが主流だろうがうまく乗り換え乗りこなすというものだと理解しました。BuzzFeedが既にこういうことを考えてて実験してるというのは確かに衝撃です。日頃、facebookTwitterといった巨大プラットフォームに鼻っ柱を引きずり回されてる感がなきにしもあらずのメディアやコンテンツプロバイダーにとっては、ある種痛快であり、少なくとも一考の価値はある、となるでしょう。自分も色々考えてしまいます。

ただ、自分の今のところの所感は、手探りでネガポジ中間~ややネガティブ寄り、といったところですね。ネイティブ広告 × ネットワークに関して河野さんが挙げていた以下のポイントを回避出来るアイデアが出てくるか次第だと思います。

けっきょくネイティブ広告を突き詰めていけば、見た目だけじゃなく内容もそのメディアに「自然になじんだ」ものになるので、他メディアにコピペで掲載――たとえば見た目だけ変えて掲載――することが無理だと思います。
(そもそも編集部がつくってれば転載なんてできないんだけど)

ネットワークのように「同じものをあちこちに掲載できる」時点で、(IABの定義的にそれがネイティブ広告だとしても)ぼくはうまくいくとは思えません。

https://note.mu/smashmedia/n/nc25a45e0c860

引用した文章を読み返すと、とても正論だなあ。ひっくり返せるかなあ。
でも、業界の大半がポジティブだったら、ベンチャーとして取り組む必要は別にないと思いますしね。アイデアと仕組み、事例を積み重ねて、どんどん進化していけるのがウェブ業界なので、思わず期待してしまいます。