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田中慎樹メモ

ネット広告、ビジネスモデル、ベンチャー、経営、日常について

Twitterが独自のターゲット広告を展開する予定だとか

Ad:Tech LondonでTwitterのプロダクトマネージャーRajaramanさんが、今後ターゲット広告を展開する、と予告したとのこと。

今日Rajaramanは、今後Twitterは、広告主がユーザー・フォローしている人物やブランドに基づいて広告ツイートを出せるようにする、と語った。
FT(Financial Times)によると、Rajaramanは聴衆にこう言ったという。「私たちは、ターゲティングの機構を組み込み、みなさんがオーディエンスを捕えられるよう推進していきます。今は事実上まだキーワードだけですが、根本的な目標は、その人が誰をフォローしているかに基づいて対象を絞り込んでいくことです・・・これが軌道に乗れば、従来型のブランド広告以上の大きなチャンスが広がります。」

Twitter、フォロー先に基づくターゲット広告ツイートの提供へ | TechCrunch Japan

上記はちょっと日本語が変なので原文を見ると、「Twitter now allow advertisers to serve Promoted Tweets based on the people and brands Twitter users are following. 」だから、「広告主がユーザー、彼らがフォローしている人物やブランドに基づいたPromoted Tweet(広告ツイート)を配信できる」ということでしょうね。
Twitterで他のユーザーやブランドをフォローするということは関心を示していることの表れでもあるので、フォロー先の情報に基づいた広告はよりセグメントされたものになりそうです。例えば、自分は自転車選手のLance Armstrongをフォローしているので、Twitter上に彼のチームが使っている自転車ブランドのセール情報が掲載されると、気になって見てしまいそうです。


ただ、自分の属性や好みに基づいた広告は、Facebookが既に先を行っています。居住地・生年月日・男女・学歴・好きなものなど記入された情報を細かく指定して広告を配信できます。(参考:Facebookの広告案内ページ) 現状でTwitterの新広告商品はこれを補完するような位置づけに留まるでしょう。


Twitter側もそれを熟知していると思われるので、更なる新商品を出してくることは確実です。そもそも、フォロー先が誰であるかを利用した、属性に近いターゲティングは、本来Twitterが持つ強みを生かし切った広告ではない。Twitterはストリームサービス。「今・ここで・フォロワーから・その情報を知らせて貰う」という情報との出会いが楽しさの本質です。


ということは、デモグラやグラフに沿ったターゲティングではなく、文脈ターゲティングの方がずっと効くはずです。まだ技術的に実現不可能かも知れませんが、遠からず各Tweetの内容とマッチした(コンテンツマッチの要素が入った)広告開発をリリースするだろうと予想します。