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田中慎樹メモ

ネット広告、ビジネスモデル、ベンチャー、経営、日常について

企業サイトとSEO

様々な場面でのタッチポイントから生まれた、様々なクエリによる検索行動に対し、適合する情報をきちんと検索エンジンを通じて提供するためには、単純に特定キーワードでリンクを集めるといった手法ではなく、サイトをインフラとして捉え、あらゆる検索ニーズに対して適切なあらゆる答えを提示する、というアプローチが必然的に求められる。

なるほど。
SEOこそインフラというよりは、自社メディア(企業サイト)こそインフラであり、SEOはそのインフラと世間をうまく橋渡しする手段であると理解しました。 むしろ、橋渡しをうまく行えるにはどうしたらいいか?という観点から、インフラの設計を一度考えてみましょう、ということかな。 突き詰めると、企業サイトの構築とSEOはセットで考えましょうという、ごくまっとうな主張に行き当たります。

自社に関連する検索は、すべてが商品やサービスなど直接的に売上に貢献する類のクエリばかりではない。CSR・環境活動への取り組みについて、10年以上前に購入した商品の修理先の問い合わせ窓口のこと、1年前に就任した新会長のプロフィールなどのクエリも当然ある。もし自社サイトのどこかに答えとなるコンテンツを持っている場合、検索エンジンを通じてこれら「答え」を提示すべきかどうかという課題に対し、先にあげた企業は YES の考えのもとで対応を行っている。
これはステークホルダーを大切に扱う、消費者と誠実に対話するなどの理念など、長期的な企業価値向上の観点によるものだ。

自社に関わる検索クエリ=アテンションは全て巻き取ってしまいましょう、という戦略。
「それでは短期的にROIが低いままだ!」と焦る人に「会社の入っている建物の1階にショールームを作る余裕があるなら、同じ趣旨と予算で、企業サイトではずっと多くのことができますよ」と渡辺さんが冷静に指摘するシーンを想像しました。勝手すぎる想像。