建築について
独創的であると同時に、社会に受け入れられる建築を作るため、隈はある流儀を貫き通している。それが“負ける”建築。
“負ける”建築とは、自己主張するのではなく、周囲の環境に溶け込むような建物を建てること。さらには、予算や敷地などの「制約」を逆手にとって独創的な建物を生み出すことを指す。「予算や敷地に制約がなかったらどうしますか?」と尋ねられた隈は、こう答えた。
「制約がなかったら制約を探しに行くな。(中略)まさに宝ですよ、制約は。」建築を進める中で、隈が大切にしているのが、最初のコンセプトを貫き通すこと。さまざまな制約の中で、素材や形を変える必要があったとしても、発想の“根”は譲らない。
とても沁みる言葉です。
制約を逆手に取って生み出すことは創造することであって、パズルのピースを埋めていくような淡々とした作業とは違う、と感じます。
広告と媒体について
リーチは広いが、効きは弱い、関与度低い、ターゲティングできない、15秒しかない、、、そんな、最末端、最周辺メディアだと、TVCMを捉え直すと、逆に出来ることが、拡がると思った。
リーチは広くない、”成果”は測定できるが軸が限定的なため過小評価される、「ぎょっと」させてはならない、誰でも引用でき悪評がつく可能性を拭えない、、、 そんなメディアだと捉え直すことで、逆にインターネット広告にできることはありそうそうです。